読み終えた本と、次の本は「本心」
先日まで図書館で借りていた吉田修一さんの「森は知っている」
過酷な幼少期を過ごした鷹野。
読み進める内容は辛いものが多いが、育ってきた中で富美子や知子ばあさんのあたたかい気持ちに触れたことや、本気で心配してくれる風間など、ほっとできる存在もあり、なんとか気持ちを繋ぐことができました。
高校生で抱く淡い恋心の陰で厳しい訓練にも耐える鷹野。
人を信じるとはどういうことか分からず自分だけを信じろと風間からは教えられる。
虐待などをうけ引き取り手のない子供を死んだことにして、産業スパイにする為に育て訓練して行く
こんなことが現実にあれば、とても恐ろしいことだけど、スピード感ある展開にハラハラドキドキし、鷹野を応援する気持ちにもなり最後まで引き込まれました。
読む順番は後先になりましたが、3部作読み終わりました(^^;
次は図書館でやっと順番が回ってきた平野啓一郎さんの「本心」
平野啓一郎さんの本は「マチネの終わりに、「ある男」」についで3作目
20年後の近未来の話
亡くなった母親のAIで、母親の本心を探ろうとする息子
そんなことする方がいいのか…少し恐い気もしますが、読みたいと思います
***♪***
昨日の晩ごはんは
鯖の塩焼き、大根おろし
残っていた里芋の煮物
えのきとニラの煮浸し
キュウリぬか漬け
味噌汁
鯖の塩焼きは脂がのっていて美味しかったです♪
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